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6月に入りましたが、テレビを観ていると、国会のごたごたのニュースをやっています。
社会保険庁関連に続き、天下り規制関連法案についても強硬採決の姿勢を示した安倍政権に対して、民主党の鳩山氏などが「末期的」とか言っております。
末期的というと、ついつい自民・社会・さきがけの「自・社・さ」政権のことを思い浮かべてしまいます。いきなり、大分のオジサン・村山富市が首相になったかと思えば、旭川のオジサン・五十嵐広三が建設大臣になったり、野坂浩賢が大蔵大臣になったりと、それほど野心のなさそうな田舎のオジサンが表舞台に出てきたかと思うと、社会党が解体しました。何か、あれと「末期的」と言う言葉がリンクしてしまうわけです。五十嵐さんなんて、記者クラブに所属していた記者に自筆画をあしらった年賀状までくれたりして。そんな大臣いませんでしたもん。
野心のなさそうな田舎の人が表に出るのが「末期的」と言うコンテクストで言うと、「モー娘。」ですか。「モーニング娘。」って、すでに末期的だったのでしょうが、華やかなりし時代もあったわけです。しかし、リーダーになったばかりのミキティが脱退し、高橋愛がリーダーになるのだとか…。
まあ、出発の段階から、田舎の人がリーダー(っていうか全員が田舎の人なのですが)であり、末期的と言えば末期的だったのですが、ここにきての高橋愛(個人的にはかわいかったと思います。特に初めの方は)は、やはり末期的。あんまり野心も見えてこないし…。ミキティの方が野心的だったでしょう。なんせ、もともとソロだったわけですし…。
てな具合に続く、コンテクストに照らすと、安倍政権は末期的か? 山口の田舎の人(もちろん生まれも育ちも東京ですが)なのですが、野心的ではありそうです。なんせ、亡き父親の野心も背負ってますから。となると、必ずしも末期的とは言えないような気がするのです。意外と、夏の参議院選を何とか乗り切ったりして…。
でも、九州は飯塚の麻生さんの方が、面構えからして、やっぱり野心的か?
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