まもなく、日付が変わるのですが、そうすると大阪府知事選の投票日となります。
5人が立候補してますが、新聞などが取り上げるのは3人。怪しい弁護士と真面目そうな弁護士と怖そうな大学院教授です。他の2人、かつては「泡沫候補」なんていわれましたが、現在は「独自の選挙戦を展開する候補」という表現をします。選挙の開票番組などを見てると、きっとそのように解説するはずです。
大阪は、昨年11月に選挙のあった大阪市も莫大な赤字を抱えておりましたが、大阪府も同じです。というか、大阪市より「性質(たち)」が悪い。何せ、借金は借り換えで、償還を先送りしてます。かつての金融危機の時に金融機関がやっていた「簿外債務」というか、「飛ばし」に近いことを、堂々と府がやっております。
夕張市に続く財政再建団体転落が取りざたされている市町村がありますが、言ってみれば、そちらの方が正直なのです。
新知事は、破綻状態の府に乗り込むことになりますので、いわば企業再生のターンアラウンド・ファンドのマネジャーのような存在。ただし、ファンドマネジャーは、どこかから資金を引っ張ってきますが、今回現れる大阪府のターンアラウンド・マネジャーはそんなものはもってません。そういう意味では、本当は「誰も何もできない」のかもしれません。
さて、どんなマネジャーが現れるのか? そういや、怪しい弁護士は、当方と同じ大学出身だった気がするが、こればかりは「でも、そんなの関係ねぇ」って、もはや死語か? そういや、あの海パン男も同じ大学だ…。ええーっと、後の2人は何々、東大に京大? うーん…。
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