diary堺

徒然日記・堺を中心にニュースなども


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2008年2月29日(金)
229


 4年に一度しかない2月29日なので、何か書いておかねば、とペン、いやキーボードを叩く。

 とは思っても、書くことは特別ない。しかたないので、語呂合わせでも…。

 229。「ふふく」か?

 最近の不服。ヘビメタにはまっている。年甲斐もない、というのではなく、まさに年甲斐のせい。「ヘビー・メタボリック」だ。これは、自分への不服。怒りのもって行き場がないので、面倒な不服だ。

 しょうがないのでテレビを観ていた。すると、橋下・大阪府知事が暫定予算分だけの暫定所信表明。「大阪をなんとかしなきゃ」てなことを仰っている。どっかで聞いた言葉。しかし、当分は面白がって見ていようと決めているので、不服の度合いは半分程度。まあ「オリジナリティ出してよ!」ていうぐらいのこと。

 んで、国会中継。衆議院予算委員会の集中審議。イージス艦とか、沖縄の海兵隊事件とか、答弁には不服だらけ。でも、これは、いつものことなのでしょうがないか?

 てなことをつぶやいていると、質問者や答弁者のスーツに白い点が目だつ。ダークスーツに、ハイビジョンという関係で、昔より鮮明な中継となっているから目立つはな。「なんだ、あれ?」

 季節の変わり目ということなのでしょうが、よく見ると「2、29!」

 「フッ、フケ!」 

 秘書さんとか、代議士事務所の方々、ハイビジョン中継ということで、新たな課題が出てきますな!

フレーム
2008年2月9日(土)
寒いかも! 大阪。


 本日、大阪は朝から雪模様。大阪市で積雪5センチは11年ぶりとか。

 東京は南岸低気圧で雪になることも多い。堺に戻る前に住んでた横浜市青葉区なんかも、丘陵地帯ですからよく降る。坂が多い分、雪が降った時はクルマで出かけるのが怖くなるほど。

 それに対して大阪は雪になれていない。丘陵地帯に住んでたらどうするんだろうか? まあ、いずれにしても、本日、大阪は寒いです。

 寒い大阪で、もうひとつ寒いかもという話題。府知事に就任した橋下氏。本日は雪にもかかわらず、土曜日に府庁に登庁したらしい。精力的な活動は、現役最年少知事のなせる技か? それはいいのですが、予算編成見直しで、企業誘致助成に大ナタを振るう指示を出したようです。

 企業誘致に対する助成は、太田前知事が武田薬品の研究所流出の反省に立って、最大150億円という巨額の助成制度をつくったわけです。

 金額についてはちょっと問題ありかな?と思っていたのが正直なところなのですが、太田前知事は経済産業省出身と言うこともあって、企業誘致の必要性については、よくご存知だったのだと思ってます。おかげで、堺にはシャープの巨大液晶コンビナートができます。まあ、最近の液晶テレビの価格動向からすると、やや不安な点もあるのですが…。

 行政単位によって、あらまほしい税というのがあります。最近話題のガソリン税など「石油特会」は国が直接使い途を左右しますので、国にとって多いに越したことは無い。んで、市町村になると固定資産税が増えたほうが使い勝手がいい収入となります。

 都道府県はどうか? これは事業税、法人税なのです。これが増えたほうが使い勝手がいい。そういう意味では、巨額の助成を積んでまで優良企業を誘致するメリットもあるわけです。おまけに雇用が増えて、流入する人間が増えたり、持ち家を持ってくれたりすると、市町村も嬉しい。東京都なんて、企業が増えてウハウハだし、総務省の2007年人口移動報告を見れば、東京圏は人口の入超が15万人とバブル期並み。つまり周辺市町村にとっても有難い傾向にあるわけです。

 そんで、橋下知事の施策。企業誘致を見直すということは、将来的な税収を放棄する側面がある。加えて、子育て支援は公約通り実施したい考えということで、目先の支出も増える。果たして、これでいいのか?と思ってしまうわけです。

 無駄な予算は削っていいと思うのですが、これでは縮小均衡どころか、赤字が拡大しかねない。宮崎のような田舎(スミマセン)と違って、即効が期待できない都市圏の舵取りは難しいと思いますが、いかがなものか? 何もしないで企業が来てくれるほど、魅力ないのですから、大阪は。寒そう、大阪。

 そういや、大学では私が先輩に当たるわけですから(高校レベルでは北野高校は、鳳高校とは比べもんにならんくらい上ですが)、もうちょっと厳しい指摘でもいいのか?

 寒いついでに、もうひとつ。以前書いた拙稿が、単行本に再録され、発売になりました。プレジデントブックス(プレジデント社)の「上司らしくなる技術・着任3カ月の鉄則」です。定価1000円、税込みです。当方が書いた記事はともかく、その他の部分は、誠にもって示唆に富んだ内容。ぜひ、蔵書にお加えください。まあ、数が売れても、当方には関係ないのですが…。
 

2008年2月4日(月)
九州出張!全国都道府県制覇か?


 本日、半年振りの九州出張。全国の都道府県で唯一足を踏み入れたことのない佐賀県にとうとう足跡を残したか?って、盛り上げたいところですが、写真でお分かりのように宮崎県。昨年1月に知事選のポスターを撮影しにタクシーを走らせた、その張本人は、現在は宮崎空港でご覧のように人形になってます。まるで、道頓堀の「くいだおれ太郎」のよう。

 で、取材は宮崎県か?何せ、あの支配下選手の陣容だけ見れば最強の大巨人軍がキャンプを張ってます。敵情視察に潜り込んだのか?っていうと、もちろん違う。

 たどり着いた先は、大分県佐伯市。大分なら大分空港から行けば?と不審に思われる方もあるかもしれませんが、大分空港は国東半島の先の方にあり、大分市内からでも結構遠い。佐伯市は宮崎県延岡市のとなりにありまして、飛行機の便数も宮崎空港の方が多いということで、宮崎から大分入りしたしだい。でも、やっぱり遠い。宮崎空港から特急「にちりん」で二時間強もかかります。

 延岡の旭化成は、かつて宮崎空港から会社までヘリコプターを飛ばしていたほど。その延岡までですら宮崎空港から特急で一時間の距離。延岡から更に一時間かかるのが佐伯市なのです。昨年二月、やはり日本で一番遠いところと銘打って出かけた高知県四万十町と、どっこいなのです。おまけに日帰りですから、朝は四時半起きで、家に帰り着いたのは午後九時過ぎ。それでも行程に余裕があったわけではないという、慌しい一日だったわけ。移動しているだけでも、やはり疲れます。

 さて、こういう取材行では面白い人、変わった人に出くわすことが多いのですが、あえて言うなら、鳥かご二つを持って「にちりん」に乗り込んでいらした、おばさんぐらいか? この鳥かごにはそれぞれセキセイインコが入ってまして、車内でチーチー鳴きます。おばさんは、一所懸命に鳥をたしなめますが、もちろんお構いなしです。ちょっと、おばさんが気の毒でしたが、やむを得ないといえばやむを得ないでしょう。

 後は私が佐伯駅前の観光案内所で時間つぶしがてらに、「佐伯といえば、佐伯鶴城高校ですな」などと、昔の甲子園出場校の話題を持ち出し、ちょこっと盛り上がったぐらいですか。

 帰りも宮崎空港まで戻ったのですが、みやげ物を物色する時間もないありさま。「完熟きんかん」は売ってましたが、知事ご推薦の「完熟きんかん玉々」略して「完熟きん玉」は、見ることができませんでした。ほんとに存在するのだろうか?それ自体疑わしかったりしますが…。

 大巨人軍の敵情視察も、もちろんできなかったわけですが、布陣だけは間違いなく最強なわけで、シーズン100勝でもされた日には、目も当てられません。ということで、今年は沖縄・宜野座キャンプを打ち上げ、安芸に戻る頃に阪神キャンプを覘いてみようかと考えてます。去年は、取材帰りに、キャンプ最終日と聞きつけて「たまたま」立ち寄っただけですので、今年は「完熟きん玉」でいこう、ということです。